アパート経営は誰もが成功するとは限りません。「安定した副収入を生み出す“福の神”だ」と言う人がいる反面、「家計からお金を持ち出すばかりの“貧乏神”だ」と言う人もいます。その違いはどこから生まれてくるのでしょうか? 今回は、実際にサラリーマン大家として地方都市でのアパート経営に成功しているオーナー(ここではAさんと呼びます)から、アパート経営成功者の共通点を3点教えてもらいました。 1.自己資金の割合が高い Aさんを筆頭にアパート経営で成功している人は、自己資金を厚めにしているケースが多数です。他方、アパートローンを目いっぱいに組んで、レバレッジを利かせようというタイプのオーナーは、空室や修繕費に四苦八苦していることが少なくありません。 一般的にアパート経営で想定しておくべき空室率は3割と言われています。つまり、満室家賃の70%の収入でも赤字に転落しないような収支計画を立てておかないと、たち