パソコンや外付けHDD、レコーダー、RAID、NASなどのコンピューター機器で、 データ記憶装置として使われる「ハードディスクドライブ」には、 表面に「コントローラ(基板)」というパーツが取り付けられています。 この基板(ハードディスク・コントローラボード:hard disk controller board)は、 読み込みに必要なファームウェアが書き込まれたフラッシュメモリや、 ケーブルを差し込みするための端子などの部品が一体化しています。 そしてプラッタやモーターといった他の回路と違い、ケースの外側に付いています。 そのため、ハードディスクを交換したり増設する時や外へ持ち運ぶ時には、 丁寧に取り扱わなければうっかり破損させてしまうおそれもあります。 HDDの基板が破損する一例 ・ハードディスクが何かの角にかすって、基板に傷をつけてしまった。 ・強い衝撃や圧迫でHDDのコントローラが割れ