費用負担をめぐる混乱から、市が関わらない形で2週間後に開催される予定の「熱海国際映画祭」は、主催する事業者が、会場のホテルのキャンセルを進めていることがわかり、開催が不透明な状況になっています。 去年、初開催した「熱海国際映画祭」は、ことしも6月28日に開幕する予定ですが、5月末、去年分の費用負担をめぐる市と実行委員会の代表を務める東京の事業者の対立が表面化し、ことしは、市が関わらない形で開催することとなりました。 ところが、主催する事業者によりますと、市が申請していた文化庁の補助金1250万円が受けられない見通しとなったほか、事業者が県に申請していた負担金350万円も受けられなくなり資金が確保できなくなったということです。 このため、事業者は会場予定の3つのホテルのうち1か所を14日までにキャンセルしました。 残りの2つのホテルも、1か所をキャンセルする予定で、もう一方も、上映はせず、最