Dysonは10月12日、「羽根のない扇風機」を発表した。 同社の「Dyson Air Multiplier」は従来の扇風機とは違って羽根がなく、土台に輪を乗せたような形になっている。 従来の扇風機は、羽根が空気を遮って、空気の流れが不均衡になる点が問題だった。Dysonの技術は流体力学を利用した独自の技術で空気の流れを15倍に増幅し、毎秒119ガロンの空気をスムーズに流すという。 この扇風機はモーターを使って土台の部分に空気を引き込み、その空気を土台の上に付いている輪に通す。輪には飛行機の翼のような傾斜がついており、この傾斜によって、空気が輪を出るときに扇風機の後ろにある空気を流れに引き込む。さらに扇風機の前面や側面にある空気も流れに引き込まれて、それによって空気の流れが増幅され、コンスタントに空気が流れる。 Dysonは、この扇風機は羽根がないため安全で手入れが簡単だと述べてい