豪華客車でイランの首都テヘラン(Tehran)に到着したハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)からの観光客(2014年10月27日撮影)。(c)AFP/ATTA KENARE 【11月21日 AFP】イランで、世界遺産ペルセポリス(Persepolis)などを活用して観光産業を復興しようという動きがみえている。数十年に及ぶ経済制裁を受けて、ホテル建設やインフラ整備は遅れているが、欧米諸国との関係改善を背景に多くの観光客がイランを訪れつつある。 ペルセポリスはイランが誇る観光資源の一つ。古代オリエント全域を支配した大帝国、アケメネス朝ペルシャの都として、紀元前518年に建設が始まり、完成まで100年以上もの年月を要した。 イランでは、核問題をめぐって欧米諸国と対立し強硬姿勢を取り続けたマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が退任すると、2013