出典:日経コミュニケーション 2011年11月号 pp.10-25 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 最近、にわかに話題に上るようになってきた「Software Defined Network(SDN)」。サーバー仮想化やクラウドコンピューティングの浸透に伴い、ネットワークも、より柔軟かつ効率的に構築・運用できるようにする――。これがSDNの狙いである。言い換えれば、構成や設定を、ソフトウエアだけで自在に変えられる、仮想化されたネットワークである。 これにより、複数のパブリッククラウドサービスや、プライベートクラウドを自在につなぎ合わせ、仮想的なプライベートクラウドを実現できる。核となる技術は、ネットワークの集中経路制御を可能にする「OpenFlow」。ほかにもネットワーク仮想化に向けては、ベンチャー企業を含め、ベンダー各社が一斉に取り組みを見せている。実
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