先日、43歳にして第55回ブルーリボン賞の新人賞を受賞したばかりの芸人・マキタスポーツ氏。今後、役者としての活躍の幅が広がっていきそうな彼が、2/19発売の週刊SPA!「エッジな人々」にて、オードリーの若林正恭氏と対談している。対談自体のテーマはマキタが著した『一億総ツッコミ時代』を受け、現在の「ツッコミ過多」な時代の構造を2人の芸人が分析する……というものだが、その中に互いの役者としての仕事を語り合っている部分がある。 一般人までもが「ツッコミ」の技術を身に着けた現在、カウンターとして積極的に「ボケていく」ことが必要なのではないか、という文脈の上での会話であるが、ご紹介したい。 マキタ:若林くんに聞きたかったんだけど、舞台(『芸人交換日記』)で主演したじゃないですか? 役者の仕事ってどう? 若林:役者なぁ……。最後に泣く芝居があったんですけど、「泣くのがイヤ」って話をロンブーの(田村)亮