日本IT業界の巨人NTTデータが、本格的にクラウドへの進出を開始した。 NTTデータは、クラウド構築運営サービス「BizCloud」の構想を発表した。インフラからアプリケーション、コンサルティングまでクラウドに関する網羅的なサービスを提供する。プライベートクラウドのほか、複数企業が1つのサービスを使用する「コミュニティクラウド」が用意されているのも、特徴のひとつだ。 コミュニティクラウドとは聞き慣れない言葉だが、“特定業態向けクラウド”といったところだろうか。たとえば特定の業種向けのアプリケーションをBizCloudが用意し、その業界の各社が使うといったイメージだ。開かれたシステムという意味ではパブリッククラウドに近い使用形態だが、業界に特化した形でのアプリケーション/サービス提供という面と、ユーザーがコンシューマではなく企業であるという点が異なっている。 コミュニティクラウドのアプリケー
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