友人、知人宅を訪ねる際、相手の顔を思い浮かべながら手みやげを選ぶのは楽しいもの。だが、訪ねる相手との関係によっては、何を選ぶべきか頭を悩ませてしまうこともあるだろう。そんな時に頼りになるのが、江戸の粋を感じさせる、品のあるおもたせだ。さり気ない洒落っ気のある品々は、目上の人から気の置けない友人まで、持参して喜ばれること請け合い。ここでは、老舗の甘味や佃煮、思わず自分用にも購入したくなる名店の寿司折りなど、東京のイーストエリアで手に入る“粋なおもたせ”を紹介する。 浅草 小桜 『ゆめじ』 浅草寺の北側、“浅草の奥座敷”観音裏に構える、かりんとうの専門店。“東京三大かりんとう”に数えられる同店のかりんとうは、細身の形と上品な甘さが特徴。桜吹雪の描かれた茶巾袋入りの『ゆめじ』は、気取らないが華のある手みやげに丁度いい。 『小桜』の詳しい情報はこちら 小川町 竹むら