デザインを「見た目」だけと思っている人は多い。デザイナーを自称する側にも、少なからずそう思っている人もいる。ただ、例えばウェブのサービスを例に考えると、見た目がカッコイイだけで成果が伴わないものや、数値上のパフォーマンスは最高だけど見た目や使用感が悪くブランド価値もまったく生まれないものなどが数多ある。そのようなのは誰にでも分かる話で、“デザイン” というものが単なる装飾を示す言葉ではないことは自明だ。 では「デザイン」とは何だろう。例えば、ジョブズ時代のAppleは「見た目」と「性能」「使用感」「パフォーマンス」「パッケージング」「広告」といったあらゆる方面から、その価値を帰着するただ1点を目ざすことをデザインとしたのではないか。 彼等のデザインとは斬新な見た目であり、劇的な使用感であり、圧倒的なマーケットシェアであり、チャレンジングな創造プロセスにある。今までに無かった「エレガントな何
![書評「アップルのデザイン」(2/2)ー 「マーケット調査なんてやるわけがないだろ?」 【増田(@maskin)】 | TechWave(テックウェーブ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/975a24d3ccfbaf397f4d599997e8f77302e0eaee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftechwave.jp%2Fimages_inbox%2F2016%2F05%2F62f920cc-s-1.jpg)