連日の「世界平和統一家庭連合(旧世界基督教統一神霊協会)」に関連する様々な報道がなされる中、宗教に対する不信感が日本国内において高まりつつあります。 日本ナザレン教団の教会内においても、この事について色々と不安に思う声が聞かれます。 そこで、理事会として全教職・全教会の皆さまに対して、この件に関わる事柄について以下に表明します。 旧世界基督教統一神霊協会は1954 年に文鮮明という教祖によって韓国で興ったキリスト教をまねた新興宗教です。『原理講論』を教典とし、聖書の独自な解釈によって文鮮明こそが真のメシアであると主張します。 韓国では1971年より、主要教団によって異端的な団体として認定されており、2021年には「キリストを偽装したカルト集団」とされています。 理事会は憲法が保障する信教の自由を重んじ、各宗教団体の信仰を尊重しつつも、「世界平和統一家庭連合」の活動がもたらしている破滅的な事