写真家のベイビーケイクス・ロメロ氏は2014年に、スマートフォンの画面にくぎ付けになる現代人の姿を、作品で表現した。この写真に映る人たちは皆、スマートフォンを見ていなければ、会話したり、食事を楽しんだり、ただ宙を見つめたりといったことをしていたはずだ。「The Death of Conversation(会話の死)」と題されたこの作品はアメリカのウェブサイト「Bored Panda」上で公開されるとたちまち反響を呼び、7月7日には世界的なトークイベント「TEDx Talk」で発表されるに至った。