2017年フォール・コレクションの発表をGINZA SIXのオープンに合わせてディファ有明で開催したディオール オム。『GQ JAPAN』は、そのインスタレーション直前にスペシャルシュートを敢行。エレガントな反逆の精神を感じ取ってほしいと同時に、「コレクションのテーマ」と「いまの時代の空気」について、クリエイティブ ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュに訊いた。
![クリス・ヴァン・アッシュに一問一答! ディオール オムのファッション協奏曲](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6dd98020bf93a9e5ad04f2fa21c175f0b6552fef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.gqjapan.jp%2Fphotos%2F5d27aa59f05c650008e45825%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2Feye.jpg)
緑の芝生の頭上には、きらきらした黒い短冊がきらめいている。いや、短冊ではなく長いテープだ。そう、音楽カセットに使われるテープが、フリンジとなって頭上でまたたく。イメージは若者が初めて行く、夜フェス。 そして、モデルの首にもテープが。いや、細いベルトのようなものが首に。また、なぜかテーラードジャケットの袖が首に、からまりついているものもある。さらにジャケットの上にレイヤードされたシャツ。まったくモコモコしないのが不思議。繰り返すがシャツの上にジャケット、ではなく、ジャケットの上に重ねたシャツ、である。 首に、マフラー状に巻かれていた袖。それは、「袖の形をしたマフラー」だ。冗談のように聞こえるが、両端が、本物の袖のように作られている、袖風ディテールの帯状の布だ。首に巻いてもよし、腰に巻かれてもよし。 また、裏返しに見える燕尾服は、本当に裏返しに作られている。いわゆるインサイドアウトの手法だが、
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