前回は社会的企業について書きました。起業の目的が「お金儲け」から「社会貢献」に変化してきているのではないか、という話でした。これと同じような変化が個人の働く意識レベルでも起きているのではないか、というのが今回の話です。 最近の若者は働くことに「自己実現」を求める傾向がある、なんて言われたりします。自己実現幻想、というやつですね。『グローバル時代の人的資源論―モティベーション・エンパワーメント・仕事の未来』という本でも渡辺聰子さんが、ポスト近代社会では「仕事における自己実現至上主義」傾向が進む、という話をされていたりします。 グローバル時代の人的資源論―モティベーション・エンパワーメント・仕事の未来 作者: 渡辺聰子,アンソニー・ギデンズ,今田高俊出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 24回この商品を含むブログ (9件) を見る
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