458億ルピー(約870億円)に上るインドの化粧品市場を巡り、国内外大手メーカーの動きが活発だ。各社とも急拡大する消費者のニーズに応えるため、商品分野にとらわれない大規模な事業計画を描いている。 例えば、化粧品専門店を展開する英ザ・ボディショップは、思い切った価格引き下げや新規出店による市場開拓といった新戦略を打ち出した。仏化粧品大手ロレアルの100%子会社である同社は、既に展開しているインド各地の拠点網に加えて、新興都市にも進出する計画だ。 化粧品にはスキンケアやヘアケア、メーキャップ用品、フレグランス、口腔ケアなどの分野がある。この市場を支配するのは、英蘭ユニリーバのインド子会社であるヒンドスタン・ユニリーバ(HUL)、米P&G、インドのエマミ、ゴドレジ、ヒマラヤドラッグ、ダブール・インディアといった大手だ。ロレアルや米エスティローダーなど海外有名ブランドの商品も、インド市場で存在感を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く