時事ドットコム：ミドリムシからプラスチック＝耐熱性、従来品に劣らず−産総研などミドリムシからプラスチック＝耐熱性、従来品に劣らず−産総研など ミドリムシからプラスチック＝耐熱性、従来品に劣らず−産総研など 産業技術総合研究所とＮＥＣ、宮崎大などは９日、ミドリムシが作る高分子からバイオプラスチックを開発したと発表した。光合成で二酸化炭素を効率よく有機化合物に変換するミドリムシをプラスチックの原料に利用できれば、資源の節約や地球温暖化の原因となる二酸化炭素ガス削減に貢献が期待できるという。 産総研バイオメディカル研究部門の芝上基成主任研究員らは、ミドリムシから抽出したパラロミンという多糖類と、パラロミンがミドリムシの体内で分解されてできる油脂成分などを使ってプラスチックを合成。従来のプラスチックに比べ、ややもろいが、加工のしやすさや耐熱性は優れていた。（2013/01/09-20:46）
