井上 秀司(いのうえ しゅうじ) 1948年、北海道生まれ。69年に東京テレビセンター入社。テレビ番組やCMの録音担当を経て、映画の音をミックスダウンする「整音」を数多く手がける。主な作品に「となりのトトロ」「イノセンス」など 宮崎駿監督の「ハウルの動く城」は、映像はもちろん、音にも徹底してこだわって制作された。「天空の城ラピュタ」(1986年)以降、多くのジブリ作品で、音を統括する「整音」を担当してきた東京テレビセンターの井上秀司さんに、「ハウル」の音作りについて聞いた。(依田謙一) ――「整音」とはどんな仕事ですか。 井上 通常は、声優たちの声や効果音、音楽などをバランス良く組み合わせるミックスダウンが中心ですが、「ハウル」では、効果音の収集までやっています。実写と違い、アニメーションは、まったく音がついていない状態から出発するので、台詞はもちろん、衣服のすれる音や環境音まで用意しなく
2008年からWeb配信された短編アニメーションシリーズ『イヴの時間』。近未来の人間とアンドロイドの関係を、緻密なストーリー構成と独特な世界観、映像美で描き出し、口コミから爆発的に話題を集め、2010年には劇場版として再構成されるに至った人気作だ。 この『イヴの時間』で一躍、次世代を担うアニメーション監督として注目された吉浦康裕さんは、原作・脚本に加え、演出・撮影・編集・3DCGまで何でもこなすマルチな才能を持つクリエイター。そんな吉浦監督の約3年ぶりの作品が、11月9日(土)から公開の映画『サカサマのパテマ』だ。インディーズ時代から、少人数体制でハイクオリティな短編作品を発表してきた吉浦監督だが、本作『サカサマのパテマ』は、ついに初の長編作品となる。 本作で描かれるのは、地底から降ってきた「サカサマ」の少女・パテマと、空を忌み嫌う世界で息苦しさを感じて暮らす少年・エイジが紡ぎだす、<サカ
以下、弁護士氏のコメントです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漫画家ヤマザキマリさんのTV番組でのコメントについて 当事務所の代表弁護士、四宮隆史です。 漫画家ヤマザキマリさんの契約交渉や契約管理等の代理人を務めております。 今年2月23日(土)にTBSで放送されたバラエティ番組『ジョブチューン』において、ヤマザキさんが、『テルマエロマエ』の映画化について受領した原作使用料が約100万円だったと告白して波紋を呼んでいます。 インターネット上でも、本件に関連するツイート、ブログ、ニュース記事が多く公開されました。その大半は、ヤマザキさんを支持するものでしたが、あたかも映画の製作者であるフジテレビが漫画家を搾取しているかのような論調が広がっていることに、ヤマザキさんも心を痛めています。 そこで、代理人弁護士である私からもコメントを公開すべきと考え
2006年に『時をかける少女』、2009年に『サマーウォーズ』で話題を呼んだ細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』。2012年7月に公開されて以来、340万人を超える観客動員を数え、国内外の映画賞を席巻するなど、まさに2012年を象徴する映画として大きな注目を集めている。 "おおかみおとこ"との恋をきっかけに、2人の"おおかみこども"の母となる主人公・花。恋愛・結婚・出産・子育てといった13年間をおよそ2時間に凝縮した細田監督の力作が、Blu-ray/DVDとなって2013年2月20日にリリースされる。そこで今回は、Blu-ray/DVDの発売を前に、細田監督が語った作品の魅力や裏側を紹介していこう。 細田守監督が語る『おおかみこどもの雨と雪』 ――『おおかみこどもの雨と雪』が公開されてから半年が過ぎました 細田守監督「こんなにたくさんの方に観てもらえるなんて思っていなかったのでビッ
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