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絵本に関するgraygraphikのブックマーク (1)

  • 飛幡祐規 パリの窓から5〜トミ・ウンゲラーの笑いと諧謔

    第5回・09年7月27日 「ヨーロッパ人」トミ・ウンゲラーの笑いと諧謔 息子が幼かった頃に親子で愛読した絵の一冊に、『オットー 戦火をくぐったテディベア』(1999年)がある。第二次大戦ではなればなれになったふたりの子どもが、ぬいぐるみの熊オットーのおかげで、半世紀後、奇跡的に再会するという話だ。ユダヤ人のダヴィッドは強制収容所に送られる寸前、可愛がっていたぬいぐるみのオットーを親友のオスカーに託した。オスカーが住んでいたドイツの町は爆撃を受け、オットーは廃墟に放り出された。それを連合軍の黒人GIが見つけて胸に抱えたおかげで、GIは銃弾を受けたけれども命をとりとめる。オットーはGIと共にアメリカに渡るが、悪ガキに盗まれてゴミ箱に捨てられ、結局アンティーク屋に売られてショーウィンドーに並んだ。何十年もの時が流れて、ある日、アンティーク屋の前を通った旅行者がオットーをみとめて買い求める。旅行

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