今のところ分かっている『国家戦略局』の概略は、総理大臣直属で、国家ビジョンや国家予算や外交の基本方針を決める政権中枢の組織、国会議員10人程度が参加し、学識経験者や官僚もスタッフに加わるという程度。 しかし、これだけでは、ほんとに大丈夫?? と疑問がわく。 小木逸平アナも「今まで官僚が作ったものを(政府は)追認してきた形だった、これを自分たちで考えて決める。10人程度の人たちで、巨大な官僚組織に対抗できるのか?」と。 民主党の原口一博議員は「自分たちは政党を持っている、そこにはスタッフもいるし外部に有識者もいる。また、自分とこの省益ばかりを考える人が全体の8割以上いると思うが、その人たちの生かし方では国益のためにやってくれると思う」と。 もう1人スタジオに生出演した旧通産省OBの鈴木寛議員も「結局、人事評価です」と次のように語る。 「今は、その省庁の予算を増やし、定員を増やし、権限を増やし