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Visual Studio 2005(以降、VS 2005)には、繰り返し利用するパターン化されたコードを簡単に挿入するための「コード・スニペット」という機能が搭載されている。 ただし、このコード・スニペットには言語ごとに特色があり、Visual Basic 2005(VB)ではタスク・ベースのコード・スニペット(例:「パスワードのハッシュ・コードの計算」スニペット)を数多く提供しているのに対し、C#では言語構文ベースのもの(例:「ifステートメント」スニペット)を提供している。 しかしC#であっても、VBのような豊富なタスク・ベースのコード・スニペットを利用したいという読者も少なくはないだろう。そこで本稿では、米マイクロソフトがオンラインで提供しているタスク・ベースのコード・スニペット(=ざっと見た感じではVBと同じもので、VB専用の「共通コード パターン」などは省略されている)を利用す
プログラムを書いていると、「あれ、また同じことを書いているぞ」と思うことがある。同じコードを何回も繰り返すことは明らかに無駄なので、偉大な先人は「サブルーチン」というものを発明した。同じプログラム内に、同じコードが複数あれば、それを1つにまとめ、それを呼び出すようにすれば無駄は減る。 しかし、別のプログラムに同じコードがある場合に、このテクニックは使えない。そこで、偉大な先人は「ライブラリ」というものを発明した。複数のプログラムで繰り返しよく使われるコードは、個々のプログラムのソース・コードとは別にまとめておき、各プログラムはそれを参照すればよい。これで、また無駄は減った。 しかし、まだ完ぺきではない。コードの基本的な枠組みは共通しているが、内容は同じではないというパターンもあるのだ。このようなケースでは、コードをライブラリにする方法はなじまない。共通しているのは枠組みだけであって、具体的
コード・スニペットは、頻繁に記述する定型的なコード記述をテンプレートとしてまとめたもので、Visual Basic 2005以降で利用できる(詳しくは「Visual Basic 2005 ここが便利!IDE編 第7回 どう書くんだっけ? を「コード・スニペット」で一発挿入!」を参照されたい)。コード・スニペットをうまく利用すれば、目的の機能や処理の実装方法を逐一調べたり、ほかのソース・ファイルに記述されている同様の処理コードをコピー&ペーストしたりするような手間が省け、開発効率が高まる。 特にVisual Basic開発者(以降、VB開発者)向けに用意されているコード・スニペットは、例えば「ファイルへの書き込み」などのように、機能(=1つの意味を持つまとまった処理)を中心にコード・スニペットがまとめられており、「実装したい処理」を基準にコード・スニペットが利用できるので使い勝手がよい。 し
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