兵庫県西宮市の市立小学校で、小学5年生の男児2人が同級生の男児3人から、現金や対戦型カードゲームのカードなど約35万円相当を脅し取っていた問題が明らかになった。市教委によると、菓子をおごらせる行為が次第にエスカレートし、「金を持ってこないと遊ばない」と要求。校内でもカネのやりとりをしていたとされる。カネを受け取っていた児童の保護者が全額を弁済して謝罪したため、カネを納めていた3人の児童の保護者は被害届を出すつもりはないというが、最近の小学生の小遣い事情や金銭感覚はどうなっているのだろうか。1回に4万円も 「子供が家からお金を持ち出しているんです…」。 今年2月21日、当時4年生の男児の保護者からの相談で、小学校での“恐喝問題”が発覚した。 学校側が男児らから聞き取りを重ねた結果、3人が親の財布から金を抜き取ったり、自宅から無断で持ち出したりするなどし、それぞれ25万円、8万円、2万円を同級