去年7月、横浜市磯子区の雑木林に小学生の長女の遺体を埋めたとして、母親と、同居していた男の2人が逮捕された事件で、同じ月に警察が女の子の妹について、虐待を受けている疑いがあると児童相談所に通告していたことが分かり、警察などがその後の対応や死亡の経緯を調べています。 横浜市港南区の建設作業員、八井隆一容疑者(28)と、以前、交際していた茨城県小美玉市の無職、山口行恵容疑者(30)は、去年7月、横浜市磯子区の雑木林に、山口容疑者の長女のあいりちゃん(当時6)の遺体を埋めたとして、死体遺棄の疑いで逮捕されました。警察の調べに対して、2人はいずれも容疑を認め、このうち、八井容疑者は、「山口容疑者から『言うことを聞かないのでしつけて』と頼まれ、殴ったり蹴ったりしたら、朝に息をしていなかったので夜に車で運んで遺棄した」と供述しているということです。 警察によりますと、2人は当時、横浜市南区であいりちゃ