新潟県三条市のJR信越本線で11日夜、およそ600人の乗客が乗った普通列車が大雪のため動けなくなり、11時間以上が経った今も、運転再開の見通しは立っていません。現場からの報告です。 列車が立往生した現場です。およそ600人の乗客がすでに11時間以上も車内に閉じ込められていて、立ったままの人もいます。除雪作業が続いていますが、運転再開にはいまだ至っていません。 Q.子どもと連絡は取れていますか? 「いや、もう、取れない。スマホのバッテリーがなくなって、それで心配で」(乗客の家族) 11日午後7時ごろ、新潟県三条市のJR信越本線の踏切で、新潟発長岡行きの4両編成の普通列車が大雪で動けなくなりました。 列車の照明や暖房はついていて、トイレもありますが、乗客3人が体調不良を訴え、うち1人が病院に救急搬送されました。JR東日本は「積雪が深く、車外に出るのは危険」と判断したということです。 強い冬型の