(CNN) 米連邦捜査局(FBI)などは16日までに、大手デルタ航空の国内便で泣き続ける2歳の男の子に腹を立てて悪態を付き、顔面を殴った男性が未成年者への暴行の罪で訴追されたと発表した。 人種差別的な言葉も浴びせたという。16歳以下の未成年者への暴行で有罪が確定すれば禁錮1年の判決が下される可能性がある。 ジョージア州アトランタの地方裁判所に提出されたFBIの捜査文書によると、事件は今月8日、ミネソタ州ミネアポリス発アトランタ行きのフライトで発生。最終の着陸態勢に入って同機が降下を始めた際、これに驚いた幼児が泣き出し、33歳の母親があやし始めていた。 この後、母親の隣席にいたアイダホ州居住の被告が「子どもを黙らせろ」などの悪態を付き、幼児の顔を平手でたたいた。右目下にかすり傷を負った幼児の泣き声は一層激しくなったという。
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