■車のタバコ装備なぜ消えた? 標準だったシガーライターや灰皿が無くなった訳とは 昭和から平成初期は、クルマにシガーライターと灰皿が装備されているのが一般的でした。しかし、平成の30年間でシガーライターと灰皿を純正装備するクルマは激減し、現在はディーラーオプションで細々と残るのみです。 電車やバスなどの公共交通機関とは違い、マイカーはプライベートな空間であるにも関わらず、なぜクルマのシガーライターと灰皿は消えていったのでしょうか。 過去の産物「ターボタイマー」って知ってる? 死語となった車用語5選 日本たばこ産業(以下、JT)が専売公社時代の1965年から、2018年まで続けてきた「全国たばこ喫煙率調査」によると、喫煙率がもっとも高かったピーク時の1966年には、男性83.7%・女性18.0%(ともに成人)が喫煙者で、とくに男性に関しては「20歳を超えたら、男はみんなタバコを吸う」という時代