携帯電話を手にしたアフリカ牧畜民、その光と影 湖中真哉 アフリカ地域研究 / 人類学 / グローバリゼーション研究 国際 #アフリカ#牧畜民#携帯電話 サヴァンナに屹立し、携帯電話で通話する牧畜民(遊牧民)マーサイの美しい戦士が描かれた巨大な看板。ケニアの首都ナイロビの路上で、それを目にするようになったのはここ数年のことである。おそらくは、「我が社の通信網ではこんな僻地でも圏内ですよ」ということを強調するための携帯電話会社の広告なのだが、たしかに印象的ではある。 近年、国内外で、アフリカ牧畜民の携帯電話利用を扱った報道をよく目にするようになった。しかし、まさか、BBCや朝日新聞でもとりあげられるようになるとは、筆者も夢にも思っていなかった。携帯電話を利用するアフリカの牧畜民、とくにマーサイの姿は、相当印象的に見えるらしく、いまや世界中の注目を集めている。筆者も、グローバリゼーションの典型例
驚異的な肉体能力で知られているマサイ族。先の2012ロンドンオリンピックでは、マサイ族出身のデービッド・ルディシャ(ケニア)が1分40秒91の世界新記録で陸上男子800メートル制したというニュースは記憶に新しいかと思う。 マサイ族はケニア南部からタンザニア北部に住む先住民で、伝統的な生活を守って暮らしている民族である。そのマサイ族の暮らしが近年変わり始めているという。技術革新の波がマサイ族にも押し寄せ、伝統的な衣装に身を包み、昔ながらの牛の糞と泥を混ぜて作った家に住ながらも、片手には携帯電話を持つ。その普及率は70%を超えていると言われている。
地震当日の帰宅状況と安否確認の通信手段 東日本大震災の本震が起きた3月11日、自宅へ帰れず会社に泊まるなどした人が、廣井悠・東京大助教(都市防災)らの調査で首都圏全体で2割、うち東京都内で3割いたとの結果が出た。地震発生当時、外出中で都内にいた人は約1千万人と推定され、そのうち300万人の帰宅が困難になった計算という。 廣井助教と関谷直也・東洋大准教授(社会心理)がサーベイリサーチセンター社と合同で、首都圏在住で事前に登録していたモニター2026人を対象に、インターネットを通じて尋ねた結果をまとめた。 首都圏の1都3県(東京都、埼玉、千葉、神奈川各県)で地震当日「自宅に帰れた」と答えた人は80.1%。「会社に泊まった」11.6%、「会社以外に泊まった」6.3%、「自宅に帰ろうとしたが途中であきらめた」が2%だった。地震のとき東京都内にいた人の場合、帰宅できたのは67.8%と割合が下が
総務省によると、KDDIの東北と関東を結ぶ陸上・海底ケーブルが切れた。この影響で、東北以北と関東以西の間のKDDI同士での固定電話・携帯電話は全面的に通信ができない状態になっている。
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