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高校野球に関するguraliのブックマーク (2)

  • 完封負けも「しょうがないじゃない」。日本文理“大井節”は最後も穏やか。(中村計)

    文理の監督、大井道夫の敗戦後のコメントは、今年も潔かった。 「しょうがないわ。相手が上だった。それは認めざるをえないよ」 大井の試合後の囲み取材は、いつも暖かい笑い声に満ちていた。 出場監督中、最年長となる72歳。お立ち台に上がり、帽子を取ると、達磨大師のような風貌が現れる。語り口は、朗々としていた。 「子供たちは、よくがんばったナー」 勝ったときは開口一番、そうして選手を讃えた。その調子が、厳しい勝負の場とどこか不釣り合いで、記者たちも、思わず口もとが緩んでしまうのだ。 大井の目指す野球はシンプルだ。 「とにかく打てるチームをつくりたかったんだよ。いっつも打てなくて負けてきたから。俺の願望だな」 普段から、練習の7割から8割をバッティングに割く。アップを15分程度行い、キャッチボールさえせずに、すぐにバッティング練習に入る。 部長の佐藤琢哉が苦笑する。 「バッティングピッチャーがいち

    完封負けも「しょうがないじゃない」。日本文理“大井節”は最後も穏やか。(中村計)
  • “負けゲーム”を勝った日本文理。「自由」が持つ危うさと爆発力。(氏原英明)

    この試合は、日文理(新潟)にとって“勝ちゲーム”だったのか、“負けゲーム”だったのか。 敗れた富山商の主将・横道詠二はいう。 「さすがは日文理だなと思いました。ただ、いつもは攻めてくるはずの日文理が結構バントをしてきたので、焦っているのかなとも思いました」 大会第11日の3回戦第1試合、富山商vs.日文理の「北信越決戦」は、日文理が1点ビハインドの9回裏1死一塁から、6番・新井充が起死回生の逆転サヨナラ塁打。この一発で6-5とし、もつれた試合に決着をつけた。結果的には、日文理の得点力の高さが出た試合だったといえる。 相手投手がいいピッチングをしても、得点する力。 戦前の注目は1、2回戦で粘投をみせた日文理の飯塚悟史と、2試合1失点の富山商の森田駿哉によるエース対決だったが、その点でも日文理が試合をリードした。 2回裏、日文理の先頭打者、6番・新井が四球で出塁。1死のあと

    “負けゲーム”を勝った日本文理。「自由」が持つ危うさと爆発力。(氏原英明)
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