試合後、悔しそうな表情で引き上げる権田修一。彼の実力であれば、防げた2失点だった【写真:日刊スポーツ/アフロ】 ロンドン五輪最終予選の天王山、アウエーで行われた第4戦シリア戦(アンマン)。日本は1−2で敗れ、グループCの首位の座を明け渡してしまった。 1失点目は前半19分。相手のFKがジャンプした大迫勇也の頭をかすめてコースが変わり、GK権田修一はそのボールを処理し切れず。日本はオウンゴールで先制点を許した。 2失点目は1−1で迎えた後半45分。日本のクリアボールをヘディングで前方へ持ち出したアルサリフが思い切り良く右足を振り抜き、意表を突くロングシュート。ボールはスッと落ちながら、GK権田の頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。 試合後、権田は「何を言われても今日はもうしょうがない」「自分の守備範囲だと思っている。それを止めるのが試合に出る選手の責任」と語った。たとえ9回素晴らし