〈この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい〉 毎回、こんなフレコミで始まるマンガ『ギャングース』(講談社『モーニング』で連載中)が大人気だ。職ナシ、学ナシ、犯罪歴アリのカズキ、サイケ、タケオの3人組が、振り込め詐欺集団や建築資材窃盗団、脱法ハーブ屋など半グレ犯罪集団の売り上げを次々と盗んでいく。その痛快なストーリーは、すべて実際の犯罪手口にもとづくもの。その原案を作っているのが、同作のストーリー共同制作者、鈴木大介氏だ。 鈴木氏は長年にわたり“犯罪をする側の論理”をテーマに、裏社会や触法少年少女らへの取材活動を続けてきたノンフィクションライターでもある。加害者の心理を知り尽くした同氏に、イマドキの犯罪集団にカモられないための対抗手段を聞いていこう。 鈴木氏は、「年々進化する犯罪の最たるものが振り込め詐欺だ」と言う。振り込め詐
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