地形チップを並べてマップを描いたりスクロールを行う場合、地形グラフィックは「一枚の画像」として持たせたいところです。ただ、その場合は描画の際に「一枚の画像から描画しようとする地形チップの部分を切り出して描画する」必要があり、これが性能上のボトルネックになるのでは、という気がしないでもありません。 そこで、今回は40*40ピクセルの地形チップを12*12並べた表示画面に対して以下の描画処理を行い、描画処理の時間を計測してみることにしました。「全体の一部」を描画する場合は「個別の画像をそのまま」描画する場合の性能、そしてCanvas、Image、ImageDataという描画対象の種別による性能の差を比べてみましょう。 8*8チップの全体画像を320*320ピクセルのImageとして保持しdrawImage()で一部を描画 8*8チップの全体画像を320*320ピクセルのCanvasとして保持し