日本三大奇書で読み終わると精神に異常を来すらしいです。取り敢えず読み終わったけど正常だよな?たぶん。寧ろ難解な構成に気が狂いそうになるっつーのが正解だと思うわ。最後のひとつ手前までわかったよーな気になってたのに、最後の最後でどんでん返しに混乱状態に逆戻り。兎に角この不思議な多重構造の闇のなかに飛び込んで体験してみるしかないってとこだよな。
日本三大奇書で読み終わると精神に異常を来すらしいです。取り敢えず読み終わったけど正常だよな?たぶん。寧ろ難解な構成に気が狂いそうになるっつーのが正解だと思うわ。最後のひとつ手前までわかったよーな気になってたのに、最後の最後でどんでん返しに混乱状態に逆戻り。兎に角この不思議な多重構造の闇のなかに飛び込んで体験してみるしかないってとこだよな。
安部公房の足跡を写真つきで追っている。写真は結構貴重なものが多く、彼の意外な側面も見ることができる。また文章も安部公房をいくつかの時代区分にわけていて、それもまたよくできていると思った
「棒」が好き。ずっとこの短編集が欲しくて探してたから何回も読んだ。何回もうわあ!って思わせられた。どっからこんな話出てくるんだろう…
個人的には、非常に面白いテーマであるところのものを、安部公房が、分析家としても優秀であるといえる彼の手腕を以てして語ってくれたような本に思えた。「正統」と「異端」。「都市」/「農耕」、「定着」/「移動」。個人的なことながら、この「都市」や「定着」は、非常に興味深いテーマだ。また、「都市」というキーワードは、彼の文学作品世界をどうしても想起させてならない。この満足感で106ページというのも、また、驚愕だ。
なんてこったい!まさかまさかの未完の作だった。。。空を飛ぶ男、それを目撃した男と女、三人の視点からなる物語・・・になるはずであったんだろうな。実際はイントロだけで終了。出だしが面白かっただけにちょこっと拍子抜け。あの終わり方でも一応の区切りがついてるからそれでよかったけど、巻末の注に『未完です』と書かれてるから始末が悪い。『よくぞ出してくれた!』と褒める気持ちと恨みが半分半分。ジャンルは全く違うけど、『銀河鉄道の夜』を読んだ時と同じ読了感。面白い、けどなんかもやもや、って感じ。飛ぶ男を狙う女が気になりすぎ
信念に基づき綺麗に死ぬか、変節しても賢く生き残るか。往々にして後者は非難されがちであるが、心ならず生き残ってしまった前時代の価値観を体現した人々をそういう目で見てしまうことも多いであろう。ここに偏見があるし、生き残った当事者には苦難が待ち受ける。 人間社会の生きにくさの一つがこれであろうなあ。
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