京都の伝統野菜に指定されている『海老芋』は、享保(1716〜1736)の頃、東山三六峰の1つ、華頂山麓にある青蓮院の門跡が、九州を巡行して、海老のような縞模様のある芋を持ち帰り、それを仕えていた平野権太夫が拝領して、同じ華頂山西側の小丘である円山の地に栽培したところ、海老のような反りと縞模様をもった質の良い芋ができたので、その形状、姿から、『海老芋』と名付けられたといわれます。 芋としては、比較的原始的な性質を残している品種で、肉質は粉質で、粘り気に富み、よく締まった風味を持つ。 えぐ味も少なく、葉柄は芋茎(ずいき)として食される。 海老芋の栽培には表土が深く、有機質を多く含んだ、排水がよく、かつ適度な湿り気を持つ肥沃な土地が適す。 何度も土寄せを行う特別な栽培方法により、形が海老のように曲がる最高級品です。 土寄せ土が厚すぎれば小芋は細長くし、薄すぎれば親芋の近くに小
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