アンチ amazon の訳者に敬意を表して ;-) onLisp まぁ,翻訳の堅実さ,Common Lisp の雄大さを象徴するような表紙,内容の素晴らしさなどは,他の人や中村正三郎さんあたりに書かれ (る | ている) だろうから,僕はちょっと違った観点から話を進めていく. (なので,この文章を購入するかしないかの判断材料にするのはおすすめできない) 一つ注意すべきなのは,この本は,14 年 も前に書かれた本の翻訳である,という点である.なので,今日の視点から考えると,いささか言い過ぎの感も感じられる.この 14 年間,他の言語も寝ていたわけでは無く,確実に進歩と成熟を遂げてきているため,他の言語でも十分可能か,より上手くできるような問題領域は年々増え続けていると思われる. # 逆に考えると,14 年も経つのに,Common Lisp の世界に限れば,全く内容が古びていないというのは驚異