ローマ法王庁が11日に発表したローマ法王ベネディクト16世(85)退位の知らせは驚きとともに世界を駆け巡った。約600年ぶりとなる存命中の退位について、現在さまざまな憶測が飛び交っているが、本紙では世界で初めて法王本人への独占取材に成功した。 今回の取材は、昨年12月、法王本人が発信を始めたツイッターのダイレクトメッセージ機能を通じて行った(会話は全てラテン語による)。 ――2005年以来8年間のお勤めでした。 神の前で繰り返し検討したが、この高齢で職務を遂行するのはふさわしくないと思った。 ――退位後の予定は。 祈りを欠かさない、静かな生活を望む。ヴェルタースオリジナルを特別な存在、すなわち神に食べさせてあげるような、普通のおじいちゃんに戻りたい。 ――任期中最も印象に残ったことは。 昨年、ツイッターを通じて神の言葉を伝えようとしたところ、日本から「人相悪い」「ジジイ」など心ないメッセー