「運用型広告」の出現電通『日本の広告費』2012年版から、新たに「運用型広告」という小分類が新設されました。ご存知のとおり、「運用型広告」は2012年に突然現れた新しい広告モデルではなく、以前からインターネット広告を牽引してきた検索連動型広告を中心に、近年急激に浸透し始めているRTBを通じたインプレッションの適時売買などが含まれています。 JAAA(一般社団法人 日本広告業協会)が2012年9月に発表した「インターネット広告における運用型広告取引ガイドライン」によれば、「運用型広告」は以下のように定義されています。 配信先の端末を問わず、ディスプレイ型(バナー、テキスト等)とリスティング型(検索キーワード連動型広告、コンテンツ連動型広告)ネット広告の出稿・配信・媒体掲載等において、各サービス事業者等が提供する管理画面を用いて「運用」を行う広告業務と商品のこととする。 ここでいう「運用」とは