キュウリが原因?独でO104食中毒、5人死亡 読売新聞5月27日(金)19時23分 【ベルリン=三好範英】ドイツ北部を中心に今月中旬以降、腸管出血性大腸菌「O104」に感染する人が相次いでおり、ビルト紙(27日付)によるとこれまでに溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して5人が死亡、過去1週間にHUSを発症した人は214人に上る。 感染経路としてスペインから輸入されたキュウリの可能性が疑われており、多量のキュウリ、トマト、レタスなどの野菜が返品される事態となっている。 O104は、日本の焼き肉チェーン店で起きた集団食中毒事件の原因となった腸管出血性大腸菌「O111」と同様、毒素を作り出してHUSを引き起こす。 COPYRIGHT THE YOMIURI SHIMBUN このニュースを共有 関連ワード 大腸菌のまとめ・写真 関連トピックス 独で大腸菌被害が急増 死者も (14件)独で大腸菌