(堀場製作所・前編はこちら) 堀場製作所は、前身の堀場無線研究所創設から今日まで本社を京都に構えています。世界各国に拠点を持つ現在も、京都から動こうとしません。それは、京都には「長い間、オリジナリティを維持しながら成長していく風土」があるからだといいます。 京都にこだわり続けるわけ 京都では、2番手、3番手には全く意味がありません。コピーは恥だという文化があるのです。だから堀場製作所は、“これまでにない計測機器を開発・製造する” 会社にこだわっています。堀場社長には、「一流のものを作るには、一流のものを知る必要がある」という持論があります。 食事に例えて「吸い物は、器が大事です。一流の職人が作った吸い物を、一流の器に入れることで、初めて本当の味が分かるのです」と穏やかに言います。こうした感覚が、ものづくりにはもちろん、会社が世界に飛躍するために役立っているというのです。 「例えば、フランス
![一流企業は一流の社員が作る、堀場製作所 シリーズ~「働く人の喜び」を生み出す会社~その5 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/84082c369ed29428baa811d5428892884fab913e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fe%2F800x%2Fimg_8e0a087fc845650a8f578558637f7a8d4864.jpg)