コンバージェンスとはネットワーク上のすべてのルータが、すべての経路を認識している状態をコンバージェンス(収束)状態といいます。ルーティングプロトコルのアルゴリズムによって、このコンバージェンス状態に至るまでに必要とする時間(コンバージェンス時間)が異なります。 (※スパニングツリープロトコルでは、コンバージェンスとはスパにグツリーが完成することを指していましたが、ルーティングプロトコルのコンバージェンスとは、ルーティングテーブルが完成することを指しています) ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルのコンバージェンス初期状態で、ルータAとルータBによって172.16.1.0/24,172.16.2.0/24.172.16.3.0/24の3つのネットワークを接続しています。この例では、ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルを採用しています。ルータAはルータBとルーティングテーブルを交換