<テレビウォッチ> 家計の維持に悩みながら、家族の介護を続けるのはどうすればいいのか……。こんな苦境に立たされている40~50歳の働き盛りの男性が急増しているという。 その背景には、夫婦共働きや夫婦共に一人っ子、独身世帯の急増という家族構成や社会環境の変化もあるが、実情にそぐわない国の介護休業制度や介護保険制度の実情も看過できない。 残業すると「保険10割負担」 番組では、そうした仕事と介護のはざまで悩む働き盛りの男性のケースを追い、両立できる社会にするにはどうすればいいかを探った。 家族の介護は、依然として妻か娘が介護の担い手になっているのが現状だ。とはいえ、総務省の調べによると、家族の介護のために男性が離・退職するケースが2006年から急増している。介護理由の離・退職者は、年間10万人前後だったのが、06年には14万4800人に。半数は、40~50歳代の働き盛りの男性だ。 神戸市内の旅
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