40歳前後の視聴者に強烈な印象を残したNHK教育テレビの幼児向け番組「おーい!はに丸」のキャラクター「はに丸王子」。この夏8月13日に特番「はに丸ジャーナル」として30分間の放送が決まり、ツイッターなどネットで大きな反響を呼んだ。しかし、なぜ今「はに丸」が復活し、時事問題に迫るのか? 担当プロデューサーにその狙いを聞いた。 生きづらい時代に勇気を ── ジャーナリスト・はに丸王子の挑戦 番組制作の指揮を執るのは、河瀬大作プロデューサー(45)。河瀬プロデューサーは、過去に「プロフェッショナル 仕事の流儀」「クローズアップ現代」といった、誰もが知るドキュメンタリー番組の制作にディレクターやプロデューサーとして携わってきた。今年6月までは「探検バクモン」のプロデューサーを務めており、特番は「バクモン」のチームが制作する。 「時事問題を伝えようとする場合、あらゆる人があらゆることを言う。いろんな
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