7月10日から渋谷PARCO劇場で始まる『母に欲(ほっ)す』には、今もっとも旬な才能が集まっている。とある乱交パーティーの一夜を描いた『愛の渦』で『第50回岸田國士戯曲賞』を受賞し、今年公開された同タイトルの映画化でも類い稀なる手腕を発揮した劇作家・演出家・映画監督の三浦大輔。前衛音楽の第一人者としてだけでなく、近年は『あまちゃん』サウンドトラック、プロジェクトFUKUSHIMA!で活躍の幅を広げた音楽家・大友良英。銀杏BOYZでロマンを過剰に歌い上げながら骨身を削ったパフォーマンスを見せ、近年は役者としての存在感も強める峯田和伸。多様で複雑なグラデーションを帯びたイノセンスを体現する俳優として注目を集める池松壮亮。この他にも片岡礼子、田口トモロヲら実力派俳優が名前を連ねている。 本作がテーマとするのは「母と子」。正反対の生き方を選んだ兄弟が、父が連れてきた新しい母の登場によって翻弄され衝
![峯田和伸(銀杏BOYZ)と三浦大輔(ポツドール)の人生の正念場 | CINRA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a2f9517e3b4286713f995a29864bbbdad322a4d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fformer-cdn.cinra.net%2Fuploads%2Fimg%2Finterview%2Fin_1406_hahanihossu_l_full.jpg)