高齢者ドライバーの事故の原因の一つに目の病気により視野が狭くなることが指摘される中、警察庁は高齢者ドライバーの運転免許証の更新の際、視野全体を調べる新たな検査の導入について検討を始めました。 このため警察庁は、70歳以上のドライバーの運転免許証更新の際の高齢者講習で行われている視野を調べる検査について、新たな検査を導入するかどうか検討する初めての会議を14日、東京・中央区で開き、眼科の医師や自動車教習所の関係者などが出席しました。 高齢者講習に視野全体を調べられる新たな検査器を導入するか判断するため、来年度から一部の教習所や眼科で試験的に使ってみることなどが話し合われました。 警察庁によりますと、緑内障などにより視野が狭くなっていることを高齢者に自覚してもらうことが重要だということで、警察庁は試験的に導入する検査器のデータも踏まえて正式に導入するかどうか判断することにしています。
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