恥ずかしながら己の無学ゆえに何を創造してるのかまったく存じ上げないが世間的に有名なクリエイターK氏によるセクハラパワハラが、それを告発した作家H氏の過去の発言、パーソナリティー、そして第三者の助太刀なのか横槍なのか判断つきかねる言及によりあらぬ方向に炎上している。被害者がバッシングを受けるなど本来あってはならないことだ。だが意図せずして不利益な方向へ向かってしまうのも人間なのだ。 じっさい規模の違いこそあれ、様々なシーンで同じような状況が観測できる。たとえば場末の中小企業の会議。ある人が有無を言わせぬほど完璧で素晴らしい提案をする。ほとんどの場合、完璧であってもそのまま採用されることはないのではないか。なぜなら「基本的には賛成だがこうした方が良いのではないか」「採算は取れるのか」などととりあえず発言して「仕事やってる感」を醸し出そうとする人が必ず現れるから。 それならまだいい方で、「その企