神戸市で独り暮らしをしていた女性(86)の金や土地を不当に取り込もうとしたとして、市から事業指定を取り消された居宅介護支援事業所の「手口」が波紋を呼んでいる。 事業所のケアマネジャー(56)は女性の養女になり、生命保険金の受取人や不動産登記を自分名義に変更していたとされる。異例の事態を受けて介護関連団体は対応に乗り出した。 処分を受けたのは東灘区の「オネスト」。女性は養子縁組を結んでいたケアマネを相手取り縁組の解消を求めた訴えを家裁に起こし、請求を認める大阪高裁判決が今年4月に最高裁で確定。市は監査などを実施し、介護保険法に基づき、10月で指定を取り消した。 市や高裁判決によると、女性は2004年からサービスを受け始め、ケアマネと、その夫の代表(63)と親密になった。10年には代表に実印や通帳などを預けて財産管理を委任。13年にはケアマネを養子とし、現預金などの相続人をケアマネとする遺言公
![ケアマネ「手口」波紋…養子縁組し財産取り込み : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9dc001f845a4122753383568fd8088c4b9ee0cda/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20171214%2F20171214-OYT1I50002-L.jpg)