キリスト教が旧約・新約の二冊の聖書を元にした宗教なのは有名です。例によって主観でごく乱暴にまとめると、前者は「猛烈に腹をたてた神さまが人間をバコバコ殴る」お話で、後者は「人間がそれなりに反省したっぽいので許してやっかー」というお話。 旧約の時代には、神さまはわりとせっせとお告げを人間に伝えさせて、人間の性根をまっとうにしようと頑張っていたのですが、いくらお灸をすえても人間のへそ曲がりは直らないので、むかついてノア以外皆殺しにしちゃいます。例の洪水で。 いちおう「お前の子孫はもう皆殺しになんかしないよ!」って言って、綺麗な虹を見せるサービスなんかもしてくれたんですが、そのうちやっぱり人間が言うことを聞かなくなるのでユダヤ人たちをまとめて奴隷にしてみたりする。約束は守るあたりさすが神さま。 一方、新約の時代。新約というからには新しい約束です。預言者に伝えさせているんじゃラチがあかねえと感じた神