10月放送のコント日本一決定戦『キングオブコント2016』（TBS系、以下KOC）で優勝したライス。これまで劇場を中心に活動していた2人が、今年に入ってから初のテレビ出演となる同番組で快挙を成し遂げた。ライス　左/田所仁（たどころ・じん）1982年10月28日生まれ。右/関町知弘（せきまち・ともひろ）1983年3月2日生まれ。ともに東京都出身。日本人なら誰もが好きな"米"をコンビ名にしたが、「検索しても僕らにヒットしないのは盲点だった（笑）」（田所）。南海キャンディーズ山里が関町に付けたあだ名「手芸部のブス」はお笑い好きの間で浸透。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。

今年テレビ初出演ながら、コント日本一を決める『キングオブコント2016』（TBS系）で優勝したライス。これまで無名だったこともあり、優勝後は20本以上の仕事が殺到！ 一夜にしてシンデレラボーイとなった彼らに1日密着を敢行しました。

今年テレビ初出演ながら、コント日本一を決める『キングオブコント2016』（TBS系）で優勝したライス。これまで無名だったこともあり、優勝後は20本以上の仕事が殺到！　一夜にしてシンデレラボーイとなった彼らにインタビューを敢行♪ 田所「事務所もまさか優勝するとは思っていなかったんでしょうね。優勝翌日は、定期的に出してもらっているパチスロ番組の収録を名古屋でしていました。番組スタッフが『KOCチャンピオン』というタスキを用意してくれたんですけど、みんなパチスロ台に夢中で、僕のことを見る人は皆無（笑）」 関町「相方、ピンの仕事が入っていたので僕は休みでした（笑）」 田所「その翌日、ネタ番組でテレビ局に呼ばれたので、打ち合わせかと思ったらオーディションだったんですよ（笑）。これには一緒にオーディションを受けた芸人も引いていましたが、地味な僕らっぽいですよね」 世間的には無名だったライスだが、一部で

前大会王者・ライスが「キングオブコント2017」の見どころを語る！ テレビを見ていてよく耳にするけど、実際はきちんと知らない(かもしれない…)時事ネタや話題を追いかけ、解説する連載「ＴＶガイド新書」。 今回は、10/1（日）放送で、10周年の節目を迎える「キングオブコント」の魅力や意義を、’16年大会覇者ライスにインタビュー！ ＜今年で10周年を迎えたコント芸日本一決定戦＞ コンビ結成10年以下（現在は15年以下に改正）の漫才師日本一を決定する『Ｍ－１グランプリ』から遅れること7年。 ’08年からＴＢＳ系でスタートしたコント芸日本一決定戦『キングオブコント』 東京・大阪・名古屋・札幌・沖縄で予選が行われ、勝ち抜いた10組による決勝戦は秋の風物詩と定着。今年の大会は10/1日夜7時から、4時間に渡って生放送されることが決定している。今回で10周年を迎える本大会について、昨年覇者のライスに語っ

1stステージ通過時にはジャングルポケットと同点トップだったライスはファイナルステージでの2本目「クレーム」で1本目の「命乞い」以上に爆発。この日最高得点となる470点を叩き出した。2本とも過去大会の大舞台で披露できなかったネタだ。2人は「ネタには自信ありました」（田所）、「一番いいパフォーマンスができた」（関町）と劇場で熟成させてきた手応えを明かした。また田所は「逆にテレビ出てなかったのがよかったのかもしれない」と勝因を分析し、これを受けて関町が「僕らだけ一般参加感が……」と苦笑いする。 生放送中、ダウンタウン松本が「命乞い」で印象的だったセリフ「～してくれーい」を使ってコメントしていたことについて、関町は「うれしかった。流行語大賞あるんじゃないかなって。なのでみなさん、大きく取り上げてくれーい！」と報道陣にアピールしたが、田所に「ややウケじゃねえか！」と引っ叩かれていた。 ライス コメ

「キングオブコント2016」ファイナリストの（前列左から）かもめんたる、だーりんず、ななまがり、しずる、ラブレターズ。（後列左から）ライス、かまいたち、タイムマシーン3号、ジグザグジギー、ジャングルポケット。［拡大］ 初のファイナリスト入りを果たしたライス。田所は「今年初のテレビ（出演）がゴールデンの生放送、キングオブコント決勝なのでめちゃくちゃ気合入ってます」と心境を明かし、関町は「ななまがりがすごいウケたってきいて、見た目の地味さ的にどっちかなんじゃないかって思っていて。どっちも行けたのでいい戦いができるんじゃないかなと思います」と安堵した。 同じく決勝に進んだしずるはNSCの同期。ライバルとして切磋琢磨してきたが、「3年目くらいから（しずるは）テレビとか出はじめて、もうライバルとか言えなくなっちゃうくらいで」としずるの背中を見てきた。「でも最近戻ってきて（笑）、また素晴らしい舞台で対