青色LED(発光ダイオード)の中村修二氏がノーベル物理学賞を受賞されたそうです。 ノーベル物理学賞に赤崎勇・天野浩・中村修二の3氏:朝日新聞デジタル 青色発光ダイオードといえば当時夢の実用技術といわれており、20世紀中の開発は無理と言われていました。この世紀の発明の青色発光ダイオードですが、当時さらに話題を集めたのが中村氏が勤務先だった日亜化学工業に対して特許の共有持分の移転登録と職務発明の相当対価を請求した訴訟事件でした。 中村氏は、日亜化学在職中に青色発光ダイオードの製造の一部にかかる発明をしましたが、その対価は2万円しか払われていませんでした。そのため、中村氏は主位的に特許の持ち分の移転登録の請求を、それが認められなかったときに備えて予備的に特許法の職務発明の相当対価として200億円の支払いを求める訴訟を提起しました。 この訴訟の代理人は升永英俊弁護士。現在は一票の格差問題に尽力され