ケニアの首都ナイロビ南部のスラム地区ムクルで、切断遺体が発見された廃棄物処分場に集まった人々(2024年7月12日撮影)。(c) SIMON MAINA / AFP 【7月15日 AFP】ケニアの警察は15日、首都ナイロビの廃棄物処分場で9人の切断遺体が発見された事件で、「連続殺人」の容疑者2人を逮捕したと発表した。最重要容疑者の男は、女性42人を殺害したと自供しているという。 ナイロビ南部のスラム地区、ムクル(Mukuru)にある廃棄物処分場では12日以降、切断された遺体がプラスチック製の袋に入った状態で次々と発見され、ケニア中を恐怖に陥れている。 警察幹部によると、これまでに9人の遺体が発見されており、15日に検視が行われる。14日時点では、見つかった8人の遺体はすべて女性だった。 警察は15日午前3時(日本時間同午前9時)頃、処分場近くにあるバーで最重要容疑者の男(33)を逮捕した。