乙嫁語り 1巻 & それでも町は廻っている 6 12歳の男の子のところへ嫁いできた20歳の嫁。 もうこのシチュエーションだけで妙に燃えてしまう自分が悲しい。 しかしこれ、絵がハンパじゃないですね。 細かい描き込みが凄いです。何ていうか作品への圧倒的な愛を感じる。 舞台は19世紀中央アジアのカスピ海周辺。こういう自分が馴染みのない 場所や時代の話は大好物なんでこれも高ポイント。 ストーリーは中盤まで落ち着いたムードの中、キャラ達の日常が描かれ ていてここが退屈と感じる人もいるかもしれない。でも、途中で一騒動 あって2巻での波乱を予感させてくれてます。主人公の姉さん女房アミル は、強く優しく美しいが天然という魅力たっぷりのキャラ。得意技は弓。 草原に馬を駆けウサギを追い弓で狩る姿が凛々しい。そして、仕留めた ウサギを片手で掲げ12歳男子の夫に見せる時の笑顔が眩しい。 そんなアミルさんを堪能した