「本の電子化は自然な流れ」──作家・平野啓一郎がGALAPAGOSで新作 | ブック | マイコミジャーナル作家の平野啓一郎が29日、東京都内で行なわれた新作『かたちだけの愛』(中央公論新社)の発表イベントに出席し、シャープのメディアタブレット『GALAPAGOS(ガラパゴス)』向けに電子書籍版を配信することを発表した。12月10日より発売する。 作家・平野啓一郎(中央)の新刊『かたちだけの愛』がGALAPAGOS用電子書籍として紙版と同時に発売される 平野啓一郎の新作『かたちだけの愛』は、読売新聞の連載作品を大幅に加筆修正した著者初の長編恋愛小説。12月10日の書籍版発売と同時に、同日シャープが開始予定の電子書籍サービス「GALAPAGOS」向けコンテンツとしても配信を開始する。フォーマットにはXMDFを採用した。 イベントの中で平野氏は、電子書籍について「現代人が1日に読む文字の大半はパソコンや携帯電話になっている。本が電子化されることは自然な流れだと思う」と見解を示した。自身の新刊を電子版
